今巻は王都にてアリサに紹介してもらった鍛冶工房｢アルノー工房｣の仕事ぶりを気に入った主人公のレンが鍛冶場を借りて住み込みで鍛冶修業する話です。スキルや魔力を使っての鍛冶工程ウンチクを語っていたかと思うと、途中から鍛冶工房の母屋食堂にていつの間にか料理作りも加わっており、当作品がつくづく料理を切り離すことができないことを再確認させられます。それが当作品の通常営業なのでしょうね(謝)。終盤に孤児院で幼なじみだったトリエラと再会しますが、一応はオッサン研究者がレンに転生(というか憑依？)する前の記憶(本来のレンの)もあるようですけど、現在のレン(中身がオッサン研究者)とは謂(い)わば赤の他人なのにトリエラを親友扱いしているのに違和感を覚えるのですが…いいんでしょうか？まぁ、今巻もイロイロと賛否両論が飛び交うことになると思います。

全てにおいて前作より上回っている気がする。特に戦闘シーンは激し過ぎて大興奮。戦車で踏み潰すシーンなんか良く描写出来たなとか思う。シナリオも大分まともに。ただ、上官との絶妙な関係を今作でも期待していたのだが早々にそれが無くなったのが痛い。と言うか残念過ぎる。そこ以外は高評価も良い所である。

血しぶきや爆発の合成はいまいちでしたが全体的には面白かったです。というか、他（日本映画がどうとか）を批判しないと評価できないならレビューなんてやめとけば？(笑)

まるで一昔前のアメリカ映画（美国人）、最後はなんと落ち迄ある、。前作見ただけに、期待したが、まあこれは此れで良いのでは。

お金持ちになった中国人映画人が作りたかった映画。悪役は白人の傭兵部隊。アフリカの混乱や難病などの話題がてんこ盛りの上にカンフーアクションまで見られる。でも結局はアメリカ映画をマネた国威発揚映画だと思う。私は個人的には「中国歴史ドラマ」は好きだが、中国の戦争映画の「ほとんど」の敵は日本（軍）が現実。そうでなければ「中国政府の検閲」を通らないから。アマゾンさんにはぜひ中国の「抗日ドラマ」を紹介してほしい。私たち日本人が「中国の対日観」を知る上では重要だと思うから。

ランボーの中国版みたいな物ですがストーリー的に若干無理がある所が多く中国のプロパガンダ映画ですね

中国となると、途端に中共政府の影響、プロパガンダを見出したがる方が少なくないのですが、現代中国では映画にしろドラマにしろ、政府の監視なしには作れないのです。その規制の範囲内で、ウージンはぎりぎりがんばって、ヒーローアクション戦争ものとして撮ったなと思います。　冷静に考えてみてください、どの国の娯楽戦争映画だって、自国が正義じゃないですか？アメリカ映画じゃ星条旗がバリバリ翻り、USアーミーが驀進するじゃないですか？この映画の五星紅旗も人民解放軍も、その範囲です。むしろ、人民解放軍が国連の御旗の下に国際活動するんだということを、懸命に描かせるあたりが笑えます。ミサイル撃つのに、USアーミーが国連の指令待ってる映画なんて見たことないもんね。　肝心の映画そのものとしては、ちょっといろいろな要素を詰め込み過ぎているし、設定にも粗が目立つ感はあります。戦う目的を救出作戦に絞り込んだほうがクリアに見やすくなったのに。中国は自国内の反日・抗日映画しか撮ってこなかったから、こういうのを撮り慣れてないな、と思ってしまいますね。海軍艦長のディンハイフォンも、ウージンと共に闘う元軍人おじさんのウーガンも、名優さんたちなのに見せ所が乏しくもったいないですし。しかし、ウージンの果敢なチャレンジに星四つ。　ちなみに、これは本当は『戦狼Ⅱ』で、Ⅰが日本公開ないため、主人公の回想等がわかりにくくなっています。ⅢはウージンがこのⅡで体痛めて、撮れるところまで未だ回復してないそうです。

「オペレーションレッドシー」が非常に面白かったので、「あなたへのおすすめ」されたこの作品も見たがウンザリした。「レッドシー」もそれなりにプロパガンダ色有る映画だったがここまで露骨じゃなかった。本作に比べれば遥かにマシ。他の方も述べてるが中国だけが正義と言わんばかりにアメリカをディスったり、五星紅旗振りかざしたら政府軍も反政府軍も「攻撃するな、関わるな」と道を開けたり・・・で、アフリカ人の扱いが酷い。ただただ残虐な反政府軍に女も子供も含め虫ケラの様に虐殺されていくか、疫病に感染した物言わぬムクロと化して転がっているか、そうでなかったら浮かれてただ能天気に踊ってるか。まあこれが中国人のアフリカ人観なんでしょうね。（流石コロナ禍克服宣言した途端、自国にいるアフリカ系労働者を病原菌扱いした国は違いますね～）だから主人公が無双ぶり発揮するのもあくまで同胞の中国人助ける時のみ。頼りになる味方もあくまで同じ中国人。でもって敵役まで欧州人の傭兵で、アフリカ人はどこまでも脇役。反政府軍の現地人リーダーまであっけなく傭兵に殺されてジ・エンド。最もこの主人公、同胞の中国人に対しても余り当てにならない。最初の救出目標である中国病院へ颯爽と乗り込んだは良いが、救出対象の医者は目の前で殺されるし、女医一人とアフリカ人の少女だけ助けると又颯爽と逃亡。で、沖合の中国艦に「他の中国人スタッフは殺された」と報告。イヤ、スタッフ皆殺しになったのアンタがさっさと逃げて置き去りにしたからやろ!?「中国版ランボー」の名が泣くぜ！中国艦の将兵たちが、アフリカ人大虐殺のライブ映像見て号泣してるあたりは、いやもう、何かの冗談ですか？これ。（どこかの国内の自治区での行状は？）目玉の戦車戦もフィルム早回しで安っぽい演出だし、最後の一騎打ちの格闘戦の当たりはもうげんなり。主人公が軍を追われる理由になった、冒頭の地上げ屋をフルボッコにして公安（まあどうせ地上げ屋とグルなんでしょうが）に連行されるエピソードだけがやたら現実的だったのは何とも皮肉。まあ、こういう映画はジャッキーチェン（むろん現在の）辺りがちょうど似合いますね。本当にアクションの連続で退屈だけはしなかったので星一つプラス。

真っ赤っかな国の元軍人がアフリカの国の反逆軍からアフリカ国民を救出。この国の艦隊がアフリカ近海に居て自国民救出のため急行、ミサイル攻撃。ハハハ（映画自体は大変良くできています。）

前作未視聴で今作を視聴しました。ストーリーは概要の通り、アフリカでの内戦に巻き込まれた主人公は中国政府が公式に動けないところを単身で自国現地従業員を保護するため行動を開始するも反政府勢力率いる傭兵集団と衝突し、さらに恋人の敵につながる手がかりを発見する---というもの。ストーリーの詰め込み過ぎ感がありわかりづらくなってしまっている所があると思うものの、プロパガンダ臭などは特に感じずド迫力で面白いと思いました。CGは安っぽくなくアクションは迫力満点だし動きも良い。乱戦を繰り広げるカースタントや怒涛の戦車戦闘などよく作りこまれてる。格闘アクションとガンアクションのバランスもよく、ワンハンドリロードやスリングを使った射撃など”知っていればニヤリとできる”動きが多く満足度は高いです。映画としての見栄えの派手さアクションとミリタリー的リアリティをうまい事組み合わせているとも思いました。傭兵集団は最新機器やハイテクを駆使するが、反政府勢力は古めの装備だったり。反政府勢力の使用する銃の中にAKコピーの56式があるというのも一周周って逆にリアル。最後のシーンがプロパガンダ？日本も含めてどこの国のパスポートにも同じような意味の言葉が書かれていますよ。