NIKEがいかに誕生し、どのようにして世界一のスポーツ用品メーカーに上り詰めたかがわかる創業者Phil Knight 氏の自叙伝。若い頃、彼が公認会計士で Price Waterhouse で働いていたこと、大学でAccounting 101の講師をしていたこと、同社の前身Blue Ribbon Sports社時代のオニツカタイガー社との取引開始から決裂まで、日商岩井から多額の資金援助を受けて生き延びることができたこと等々の紆余曲折を興味深く本書を通して知りました。ありがちな自慢話はなく、むしろ謙虚で事実を赤裸裸に語っているようでとても好感が持てる内容です。彼のビジネスのあり方のみならず生き方そのものが投影されていて、業種を問わず現役世代の方々の必読書と言っても過言ではありません。

The book made into a movie three separate times. A joy to read with the greatest surprise at the end. Nice insights into the historical period as well.Negative points would be too many characters to keep track of and an abrupt ending after the case is solved.

I’m a Japanese student. Why did I decide to read this book? When I was a child, I read the book in Japanese, then I was surprised to know the ending and I have an emotional attachment to it. And now, when I am a university student, it occurred to me that I want to read the book “in English”. That's why I chose this book to read. I have people who I want to read. I recommend this book for those who like detective novels. It will surprise them with the ending. And it leaves some mysteries for readers Certainly you will like the writer Agatha Christie because of her elaborate expressions. We can learn the importance of having a broad view of things, taking any possibility into account, and characteristic rhetorical flourish to novels. I rate this book as a fantastic work and have two reasons for my thinking so. First, there is an unexpected end, so we can be surprised and enjoy it. Second, this writer describes people's psychological state very well, so we can enjoy expecting who the suspect is.

Good quality

ほぼ期待通り。やはり人の名前が分かりにくいのが難点。

名前はよく聞いていましたし、ひょっとしてどこかでドラマ化でもしていたら見ているかも、と思いつつ読み始めましたが、読んだことはなかったようです。高級寝台列車で起こる殺人ミステリーですが、90年ほど前に書かれたとは思えないほど現代風で普通に面白かったです。個人的には1933年初版という情報が世界史と絡めて想像を掻き立てました。大恐慌やウォール街が話題に出ていたりとか。登場人物がお酒を隠し持っているのも禁酒法の名残だよね、とか。フランス国籍を取得した亡命ロシア婦人はロシア革命（共産化！）の影響があるのか？、とか。その婦人の下で働くのがドイツ人であるというのも、ひょっとして一次大戦でドイツがメタメタになったのでドイツ人も下働きに出るのかな？とか。インド帰りの英国人将校というのも、帝国主義時代を感じさせます。このあたりの人物がバラエティに富むのは本作の肝でもあるので是非読んでどんでん返しを味わって頂きたいです。・・・英語で読むにあたっては、単語はボキャブラリのストックがないと難しいと感じました。でも文法は難しくないので結構どんどん読めます。章も細かく区切ってあるので、読書計画を立てたりもしやすいと思いました。少し閉口したのはやはりフランス語。eh bien とかmon cherなどはいいけど、いちいちフランス語が出てくるので、私は張り合ってポケット仏語辞典で懸命に引きました。あと代名詞が少し特徴あったかな。日本の中学英語よろしく二回目の人物名称は代名詞、と言うような感じで代名詞が多用されるので、2人の男性の会話で、このHeはどっちだ？みたいなシーンが結構ありました。まあでも日本語訳が多いのはいいですよね。日本語訳を先ず読んで、その後原書を読む、あるいは原書を読んでから翻訳で復習、などどちらもできるなあと思いました。映画やドラマ化作品ももちろん使えますね。・・・多くの方がブログやツイッターなどSNSで感想を書かれている本作。作品そのものの魅力もありますが、他人がどのように感じているのかの違いも分かり、二次マテリアルを味わうことができ、それもまた一興。古典ミステリとも呼べる作品ですが、原書で読まれている方は意外と少ないのではと思います。英語の他、フランス語もちゃんぽんで入り、欧州の香りが湧き立つ作品だと思います。是非原書で味わってみてはいかがでしょうか。

イギリスからの輸送ということで、ちょっと時間はかかりましたが、とても綺麗に届きました。朗読の英語もとても明瞭でとても気に入っています。

英語の原文が読めてうれしいです。毎日少しずつ読んで楽しんでいます。